さよならムスタング

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3年くらい前かな、初めて買ったムスタング
ストラト欲しいけど高いし、ムスタング可愛いしなぁとebayしてたら発見。
濃い目の青にリフされながらも他は全て1965年のオリジナル。Bネックで指板真っ黒、ネックの杢も焼け具合も文句無し。ジャンジャカ鳴るしこれはアンプからの出音も期待できるのでは!?ヴィンテージのフルスペックならストラトやテレに負けないのでは!?
…まぁムスタングにしては凄いと周りの人は言ってくれたけどね。初めてちゃんと味わうムスタングはびっくりするほどしょぼかった。伸びない。非力。チューニング狂う、コード弾いても歯切れ悪い。テレキャスがギャンギャンならムスタングはペチョンペチョン。
 
もちろんムスタングらしさを失わないままの底上げを思案&実行。
 
1.ゲージはダダリオの0105セット
しょぼいまま太くなった!
 
2.ブリッジはmastery bridge

www.soundhouse.co.jp

おお!少しだけしょぼさが薄れた!

 

3.リアピックアップにリンディのベースプレートを装着

www.soundhouse.co.jp

しょぼいままローミッドましましな音になった!

 

4.出来るだけピックアップの高さを上げる。
しょぼいままよく歪むようになった!
 
5.分厚いジョイントプレート、ペグのノブを金属にしてサステイン改善
しょぼい音が少し伸びるようになった!
 
6.テイルピース固定
スプリングでごまかされていたしょぼさが浮き彫りになった!
 
このように、多少マシにはなるけど何をやっても構造からくるしょぼさからは逃れられなかったのである。それでも弾くかと自問すれば、僕にはムスタング愛が足りてない。さよならムスタングだ。
いい奴に拾ってもらえよ。
 
おわり。