GRADO ps500
変態紳士御用達、禁断のGRADOを遂に手にしてしまったのだ。
このps500から放たれる音は音楽を聴く喜びを駆り立て、遠い日の衝動をありありと蘇らせるのである。原音再生とは程遠い、血湧き肉躍る野獣的サウンド。大嫌いなドンシャリなのに惹かれてしまう。理屈じゃない不思議な魅力に溢れています。単純なテンション上がる度合いで言えば上位機種のps1000より上。ちなみに後発のps500eよりps500のほうがよりグラドらしい荒々しさがあります。
特にいじるところもない、完成された本機ですが、ケーブルが1.8m。自宅のテーブル用にはちと長い。というわけで1.2mにぶった切ってもらい、ついでにフルテックのゴツいプラグに交換。
ででん。
プラグの質量からか音の重心が少し下がり、よりどっしり腰を据えて暴れてくれるようになりました。たまらん。
初めてのヘッドホンはきっとこういうのがいいんじゃないかな。ご褒美タイムに是非おひとつ。
おわり。
