proco rat 1983

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左がリイシュー
右が83年のほんまもん
いわゆるラージボックスの最終年式であります。この次の年からratは小型化され、あのラブリーなサイズになるわけです。
 
91年のリイシューとくらべると、
・ゲインの量がひかえめ
・膜を剥いだような生々しさ
・低域はやや弱め
って感じです。個体差かもだけど。
このど真ん中をぶち抜くような心地よさ、たまらんですね。パーツの違いもあるんだろうけど、この筐体が意外と影響してるんじゃなかろうか。同じ筐体のリイシューはかなり近い音がするけど、クローン系はあくまでrat風の別物って印象。
  
ratはすごくハイが強いです。というかガランと乾いてます。このアナログな乾きがキモで、ストラトのフロントも、テープエコーのウォームなブーストも、ばっちり鳴らし尽くしてくれます。定番ってのはいいもんです。
   
おわり。