真空管の足を磨いたらば。
真空管の足、すなわちリードピンを磨くと音はどう変わるのか。
クリアになる、力強くなる、s/nかうんぬんのレビューは多々あれどエレキギターにおいてのbefore/afterは見つけられず。
というわけでやってみました。まずこれをポチる。
そして綿棒につけて磨くこと数分。
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比較動画はこちら
思ったほどは変わらないけど、弾いてる本人であれば必ず違いには気付くレベルですね。若干クリアになりつつ、味わいが薄れたりもしない。
ちなみに実験台となったのはピンがめちゃ黒ずんでいたメーカー不明の古い12ax7。ので。あまり特徴のない音だけどビンテージ特有のほぐれ感はあるのよね。これはトランスでもギター本体でも共通している感覚。おいしいお寿司のシャリのように、良いなと感じるビンテージ機材の音は程よくほぐれてる。現行品はなんかムギュッと詰まってる感じ。んでそのほぐれ感って聞くとあんまり分からないけど、弾くとよく分かるのだよね不思議なことに。
次回は手持ちの真空管比べ。
おわり。