jvc fw10000がすんごい
ハイエンドなダイナミックドライバのイヤホン、たくさん出てたので聴いてきました。
・ATH-CK2000Ti
チタン。初めてチタンに触れたのは父上のドライバーでしょうか。日本ってチタン製品結構多いよね。音像はギュッと固まってて、ゴツゴツした音がします。鳴らしまくればきっと解れて良くなることでしょう。
・faudio major
金ぴか。新進気鋭のハイエンド的中華。
ゴージャスな見た目とは裏腹、音は真面目。ダイナミックらしいローが主体だけどミドルもハイも小気味よい。ブラウンのケーブルもかっこいい。能率やや低めなのでアンプでオラオラ鳴らせます。
と、長所を淡々と文章で綴ってる時点で思ったより感動していない。凄い音だよ。t8ieやanswerはもう一昔前なんだなと思わせられる。が、10万を超えるようなハイエンドに不可欠な心揺さぶる爆発力があるかと言われると…
・jvc HA-FW10000
さて本題。復活のビクター、漆塗り、楓ハウジング、絹介在ケーブル、ニッパー犬の刻印、などなどのこだわり満載だそうですが、こだわりが輝くか否かは出音次第です。
んでこれマジすごかったです。音が弾けて飛沫を浴びるような。もっとドッシリしたイメージを浮かべていたのでビビりました。国産でこんなすげーの出してくれるなんて嬉しくなります。方向は全然違うのに初めてGRADO聴いたときの高揚感を思い出しました。欲しい。
↓こういう熱量多めの音源もいけます。
ダイナミック、BA問わず一発イヤホン愛好家の僕ですが、今回聴いたどのイヤホンも一発なのに凄い!ではなく、やっぱ一発だよねって思わせてくれるクオリティでした。
んでやっぱ心震えたのはfw10000。型番がケタ外れなだけあります。欲しい。
ダイヤフラムをレイヤーにしたりハウジングにポートを設けたり、平面磁界やらnutubeやら。イヤホンやヘッドホンの音響技術はいつ収束するんでしょうか。もう収束してて小出しにしてるんでしょうか。なんにせよ楽しみが長く続いてくれると嬉しいすね。
おわり。